アートワークのこと

EARTHのキービジュアルを描いてくださったのは、アーティストの UEDA, Shiho さんです。水面にひろがる光と、風にほどけていく花びら。名づける前のうつくしさを、そのまま画面にとどめた一枚です。
はじめてこの作品と向きあったとき、わたしたちはしばらく言葉を失いました。青の深みのなかに、桃色や金がひかえめにきらめき、見る角度によって表情を変えていく。まるで水そのものが呼吸しているような画面でした。EARTHが大切にしている「いのちの手ざわり」が、すでにここにあると感じたのです。
色をかさねるということ
UEDA さんの制作は、一気に描ききるのではなく、薄い色を幾度もかさねていく手法だと伺いました。乾くのを待ち、また置く。その反復のなかで、はじめは想像もしなかった色が生まれてくる。子どもたちとの共同アートで生まれる偶然のよろこびと、どこか通じあうものがあります。
作品を、遮らない
このサイトを設計するにあたり、わたしたちが最初に決めたのは「作品を遮らない」ということでした。文字は細く小さく、色は作品を真似ず、ネイビーとピンクの二色だけ。すりガラスのパネルを通して、いつも背景にアートワークの気配が感じられるように。UEDA さんの絵が主役であることを、サイトのすみずみまで守りたいと思っています。