ロゴマークのこと

EARTHのロゴとシンボルについて担当デザイナーの覚書
EARTHのロゴ案
統合
球体、円、丸
柔らかい印象
いのちの象徴、受精卵
自分と地球との相似系、地軸で回る地球の自転
制作にあたって
EARTHのプロジェクトのお話を聞かせていただく中で頭に思い浮かべていたのが河合隼雄の「母性原理」でした。そこから包む、共生、円環というキーワードを上記の案に取り入れ、シンボルマークとロゴを制作しました。
シンボルマークについて

マークのモチーフは地球であったり、ハートであったり、小文字のeであったり、笑顔であったりとたくさんのイメージを内包しています。
地球→団体名のEARTHから。地球を単純化した図案に見えるように。
ハート→EARTHの末尾のHを先頭に持ってくるとHEARTに変わることから。また、生命を創造するのは愛であり、愛なくしては、生命は自らを保持することができないと考え、ロゴ案とも親和性があると感じたためです。
小文字のe→EARTHの頭文字から。また、そこから笑顔を読み取ることができたらと思っています。
想像の余白を残すことで、見る人の感性によってそれぞれ違うものを見出し新たなコミュニケーションが生まれることを期待しています。提案いただいたロゴ案の印象を過不足なく伝えられるよう各要素は全て円から成り立っており、一つの円の中に複数の円が内包されることによって構成されています。また、無意識に日本らしさを感じ取れるように家紋のイメージ(剣一つ片喰、丸に違い巴、奴形雁金)を取り入れています。

ロゴについて

ロゴには既存のフォントを使用せず、全ての文字を新たにデザインしました。円同士がつながり合うことで、全ての文字が形成されています。末尾の右上にある記号はロゴマークの後ろに付けられる®や©をパロディしたもので、地球を表す惑星記号になっています。また、姫路市内にある企業や団体のブランディングが古典的なニュアンスに偏りすぎているという印象があったため、その要素は上記シンボルマークで家紋の要素を取り入れることでバランスをとり、こちらのロゴでは少し近未来的な印象を感じ取れるように直線を増やし、トータルでは円の要素で硬さを和らげるようにしています。
Text by ABE, Jinichiro (WHEEL HEAD.Q.)